能登半島地震でお亡くなりになられた皆様のご冥福をお祈り申し上げますと共に被災地の早期復旧を祈念申し上げます。
 3月定例会(2/16~3/18)は補正予算88億3,027万7千円、累計4,533億3,677万1千円。当初予算4,423億2,471万3千円を原案可決しました。
 今議会の質問議員は43名中27名です。私も登壇し、水産市場の重要な諸問題につき質しましたが、終始的外れの答弁と感じました。市の責任で運営正常化を求めます。
 坂の上の雲ミュージアム前庭に安藤忠雄氏が建設・寄贈の「こどもの本の森」図書室は来年7月オープン予定です。子供達が夢と希望を抱き目的に向かって進む気持ちを育む場所となることを強く期待し市長の熱い思いを質しました。
 市民の関心が高い「坊ちゃん列車」の運休・運行再開につき、市はクラウドファンディング実施の予算計上を提出しましたが、私は委員会にて、運転手不足での休止といいながら赤字が原因、市には事前に報告、一方、市は聞いてないの水かけ論。市民の方からは税金投入の支援には消極的な意見が多数ある中では、時期尚早として継続審査を提言しましたが、多数決にて否決されました。
 そして高齢クラブ皮革工芸講座生から提出された、松山市老人福祉センターの皮革工芸講座を来年度以降も継続開催することの請願と、愛媛県保険医師会提出の、現行の健康保険証を当面廃止しないように求める意見書を国に提出求める請願の2件も、賛成少数で不採択になりました。賛成議員の一人として残念でなりません。
 高齢者の人達が望む講座を廃止したり、9割以上の医療機関が延期・存続を求める保険証を廃止したりすることを何故急ぐのか・・・。
 人に優しい政治はどこへいったのか・・・。
 狭い日本そんなに急いでどこへ行く?との先人の言葉が浮かんできます。
 市民の代弁者として、言うべきは言いやるべきはやるの気概で進みます。皆様のご意見・要望をお寄せ下さい。
 貴家ご一同様のご多幸・ご健勝をお祈り申し上げ報告と致します。

令和6年3月吉日
土井田 学 拝