コロナで明けコロナで暮れた昨年、収束未だ見えず。困難な年のお正月を迎え、決意を新たになされたことと思います。
 12月定例会(11/27~12/17)は、補正予算47億5,094万4千円、累計総額4,574億2,671万8千円を原案可決しました。
 本市の新型コロナウイルス感染症対策費は、特別定額給付金等この一年で累計約630億円です。ひき続き、感染拡大防止、地域経済対策、市民生活支援、教育関連支援等々、気を緩めることなく国・地方一丸となり徹底していかなければなりません。
 その一環として、小学校3校、中学校2校、幼稚園1園のトイレの洋式化、床の乾式化の改修をし衛生環境の向上を図ります。
 本市の現在のトイレ洋式化率は約53%、乾式化率は約46%、これを令和17年度に各々概ね90%、100%の整備目標です。
 期間が長すぎるのではと思います。スピードアップを要望していきます。
 崖崩れの災害防止、地域住民の安全確保の為、吉藤5丁目や東大栗町など8カ所の工事を行います。
 中山間地域等直接支払推進事業も続いて実施され、農業生産条件の不利な地域等で将来に向けて農業生産活動の維持、農用地の維持・管理の支援がなされます。
 連日のコロナ禍に加え、鳥インフルエンザが各地で猛威をふるい、何十万羽のにわとりが殺処分、とのニュースが流れています。養鶏農家の悲鳴が聞こえてくるようです。
 しかし、明るいニュースもありました。「鬼滅の刃」の大ヒット、宇宙の「はやぶさ2」の大活躍が、子供にも大人にも日本中に、勇気と元気を与えてくれました。まさに「日本人ここにあり!」を感じます。
 今年のオリンピックとパラリンピックの開催と成功を心より祈ります。
 本年の皆様のご活躍、御一家のご健勝・御多幸を祈念申し上げます。今年も頑張ります!

令和3年正月吉日
土井田学 拝


掩体壕(市指定有形文化財)保存整備完成
※昨年の忘年会はコロナ対策のため、中止させていただきました。