暑中お見舞い申し上げます。
 未だ収束の気配見えぬコロナ禍の中、6月定例会(6/11~7/1)開催、補正予算10億9,160万4千円、累計総額4,114億6,498万1千円を原案可決しました。
今議会では、女性のための相談強化等事業として、コロナウイルス感染症拡大により、孤独・孤立・解雇等で困難な課題を抱える女性に対し、9月よりSNSを活用した相談時間を夜間に設けることや、民間団体の協力を得て相談体制を強化します。
 又、松山市プレミアム付商品券事業も消費喚起の為、準備されます。
 市内に店舗がある小売店、飲食店、宿泊施設、サービス業等を対象に、共通券20%、限定券(中小業者の店舗のみ使用)30%の率です。
 6月1日から受付中の「松山市中小企業等応援金」、もご利用下さい。月の売り上げ高が30%以上減少の事業者が対象です。
 21名の質問に登壇した議員全員が、コロナ関連を取り上げ、市民の関心の高さがみえます。私も質問に立ち、コロナ禍の事業支援、高齢者へのワクチン接種の案内の不手際、市民へは4人以下の飲食を要請していながら、公務員の20人以上の送別会が報道されたことへの矛盾、市職員への調査等を質しました。行政への信頼が揺らぐのではと危惧します。
 全国で唯一「坂の上の雲のまち」を名乗れる松山市、郷土の偉大な先人、秋山好古・真之兄弟、子規の存在なくして語れません。
 秋山兄弟の銅像は戦前・戦中・戦後と時代に翻弄されたと思います。
 梅津寺の見晴山の銅像を市内へ移転をとの質問には後向きの答弁でした。市民有志の皆様のお力添えを賜りたいと思います。
 議会最終日の副議長選は、何と56年ぶりの同数となり、くじ引きで当落を決しました。当選議員の活躍を期待します。
 五輪開幕目前、事ここに至っては、日本の名誉のため成功を祈るばかりです。
 猛暑の夏、貴家ご一同様のご健勝ご多幸を祈念申し上げます。

令和3年7月吉日
土井田 学 拝


6月議会質問に立つ