皆様いかがお過ごしでしょうか。先般、困難な状況のもと開催された、東京オリンピック・パラリンピックが無事終了しました。競技に挑む各選手の一挙一動に、目頭が熱くなり感動を覚えました。開催か中止かで意見が交錯しましたが、私は実行されたことで日本の矜恃が保たれたと思います。
 さて、9月議会は(9/3~9/28)補正額65億6,070万1千円、累計額4,237億7,197万7千円を原案可決しました。今議会23名の議員が登壇、私も質問に立ち、「コロナ感染」に関し、繰り返される緊急事態宣言・まん延防止等重点措置に対し、市民の関心は薄れつつある昨今、ワクチン接種率全国最低、デルタ株の陽性率全国一位等の情報は間髪を入れずに市民に周知し、感染防止の注意喚起をすべきではなかったかと質しました。又、「首長の多選問題」の問いには、住民の判断は重いとの答弁でしたが、総務省の見解は多選が続けば有権者の一部の人の意見が反映される傾向が強いとされています。昨今の投票率の低下は何を語っているのでしょうか。
 30年以内に70~80%の確立で発生するとされている「南海トラフ地震」について、被害想定、最大震度7の揺れで、家屋全壊35,000棟、死者715人、負傷者5,707人とのこと。「いざ」に備え、国民の信頼の厚い自衛隊と多方面での連携強化を図り、市民の安全のため万全の体制の構築を強く要請しました。
 子供の頃から楽しみにしていた秋祭りが2年連続の中止となり寂しいです。収束未だ見えずのコロナ感染を乗り切っていきましょう。
 一刻も早い国産のワクチンと治療薬の完成を切望します。
 貴家ご一同様のご健勝ご多幸を祈念申し上げます。

令和3年10月吉日
土井田学 拝


9月定例会で質問に立つ