暑中お見舞い申し上げます。
 世界的大流行した新型コロナウイルスの収束もままならぬうちに九州各県を始め日本各地に甚大な被害をもたらした豪雨災害・・・、
 まさに非常事態であります。
 6月定例会(6/12~7/2)は補正予算43億2,930万6千円、累計総額、4,468億1,698万4千円を原案可決しました。今議会はコロナ議会の様相を呈し、登壇した全議員からコロナ関連の質問が相次ぎ重大さを実感しました。
 緊急事態宣言であらゆる社会的活動が停滞しました。
 解除後の市民の皆様の活動を応援すべく本市として、11事業12項目、約26億円の独自の取り組みを実施します。国・県の施策と合わせ是非ご利用下さい。
 国に対する意見書も4件提出されました。
 私も「家庭教育支援法の制定を求める意見書」の提出者を代表し提案説明に立ち、議員諸氏に必要性を強く訴え賛同を頂きました。
 児童虐待の相談件数は年に約16万件に及んでいます。地域社会の絆の希薄化で若い父親・母親が出産、育児で悩んでいます。父親に暴力を受け虐待死した心愛ちゃん、3歳の稀華ちゃんは母親の育児放棄で尊い命を失う等、子供が犠牲となる悲しくて痛ましい事件があとを絶ちません。未来社会の担い手である子供達を育成する家庭は、社会と国の基本単位であります。皆様と共に子供達の為に頑張って参ります。
 コロナ禍に立ち向かわれている全ての関係者の方々、被災地の復旧・復興に努力なさっている全ての方々に深甚の敬意を表します。
 いよいよ夏本番です。皆様とご家族御一同様のご健勝を心よりお祈り申し上げ議会報告と致します。
令和2年7月吉日
土井田 学 拝