保存に向け調査中の掩体壕を視察

3月議会は、補正予算32億4,418万8千円(累計3,967億2,408万4千円)、当初予算3,898億6,603万円を原案可決しました。
今議会は27名の議員が質問に立ち、活発な質疑応答がなされました。
昨年度好評の住まいるリフォーム補助事業(最高70万円)は、今年度から継続事業として「松山市・わが家のリフォーム応援事業」となり、対称工事も追加され、補助も100万円までと増額されます。是非ご利用下さい。
道後温泉関係者、経済団体等から市長宛てに、道後地区に「水族館」建設の要望が提出されたのを受け、観光誘客施設実施可能性調査事業として、公募型プロボーザル方式で取り組みます。えひめ国体終了後に予定されている道後温泉本館の、改修工事期間中の観光客減少を危惧してでありますが、幅広い世代が訪れる施設の提案を期待します。
平成29年開催の国体の準備に向けて取り組む為、愛媛国体開催事業として約4億円を計上しております。本市開催は正式・特別競技14、公開競技2、デモンストレーション競技8、国体後の障害者スポーツ大会では正式競技6、オープン競技2の各競技が行われます。是非、成功させましょう。
空港アクセス検討事業として、松山空港への路面電車等による新線導入の可能性を検証のため、県発注の空港延伸ルートの比較検討調査負担金も計上されました。これについては本会議の質疑や委員会審査でも突っ込んだ議論が交わされました。
又、意見書2件も採択されました。医療従事者の勤務環境の改善を実効性のあるものにし、医療提供体制の充実を求める「安全・安心の医療の介護の実現と夜勤改善・大幅増員を求める意見書」と、旧松山市地域において12.06%と非常に低い進捗率の、地籍調査事業の向上の為、第7次国土調査事業10箇年計画策定時にさらなる制度の充実、予算の確保を図ることを求め、「地籍調査事業の推進を求める意見書」を国に提出しました。
今年も出会いと別れの季節となりました。入学、卒業、就職、転勤等々人生の一齣が描かれます。
皆様のご多幸とご健勝を心よりお祈り申し上げ議会報告と致します。
土井田学拝
平成28年4月吉日